こんにちは。
健康管理士の北野谷です。
みなさんは、イソップ物語の一つ
『北風と太陽』のお話をご存知ですか?
有名なお話なので一度は耳にされたことが
あるのではないでしょうか?
お話の概要はこんな感じです。北風と太陽の
どちらが強いかを言い争っていましたが、
なかなか結論が出ません。議論ばかりしていても
らちがあかないので、通りがかった「旅人の
上着を脱がす」勝負を北風が太陽にけしかけます。
北風は上着を脱がそうと強く吹けば吹くほど
旅人は上着を飛ばされまいと必死になり、
結局上着を脱がせることはできませんでした。
そして太陽の番です。
太陽がサンサンと辺りを照らすと旅人は
自ら上着を脱ぎだして…
と、結果はみなさんご存知の通り。
病気の治療も
『北風と太陽』
近々、大阪で開業される医師高島澄夫先生と
先日ご一緒させていただいた際にこのお話が
出てきました。高島先生は、病気だけを見る
のではなく、その人、その環境をまるごと
見ること、考えることが大切であるとお考えです。
病気への対処も「北風ではなく太陽で」と
お考えで、悪いところを強制的に抑えようとすると
逆に抵抗があったり、体に余計な負担が
かかったりするけれど、体全体を良い状態にして
あげることで自然と悪い部分も良くなっていく。
だからこそ、カラダ全体を良くしていくには
毎日の食事が大切だとも語っていらっしゃいました。
高島先生は“食養内科”もお考えで、大阪環状線
桃谷駅の近くで開業予定とのこと。
また、是非お話をお伺いしたいと思った先生でした。